真夏のスキンケア・シミ対策

真夏のスキンケア・シミ対策

紫外線対策や正しいUVケアを学ぼう

真夏のスキンケア・シミ対策

猛暑の夏は、お肌にも強い日差しのダメージが相当蓄積しているはずです。
特にシミに悩む方はこの先もまだまだ当分油断できない日が続きます。
年齢を重ねるにつれて、ちょっとした日焼けも抜けにくくなり忘れた頃にシミとなって現われてくるもの。
涼しくなった頃に慌てる事のないよう今からでも間に合うシミ対策、予防的スキンケアをご紹介いたします。

紫外線対策は9月まで継続

シミの最大の敵は紫外線、その特性をもう一度確認しましょう。
紫外線は「長波長の紫外線A波(UVA)」と「中波長の紫外線B波(UVB)」、そして地表には届かない「短波長のC波」に分かれます。
陽ざしを浴びた時、数時間後から始まる赤くなる炎症反応・サンバーン。これを引き起こすのが紫外線B波です。
これに対しA波はB波ほど急激な影響は与えないものの透過性が強いのが特徴です。
大部分が窓ガラスを通過し皮膚深部(真皮層)まで浸透しメラニンを濃くし肌を黒くしたり(持続的黒化)コラーゲン構造を壊してシワを誘因します。

一年で最も紫外線が強くなるのがB波では7~8月。
最も弱い12~1月の5倍近くまで高まります。
A波は4~8月とピークが長く続きます。透過性が高いため冬季との差は2倍程度です。
1日のうちではA波B波共に10時から13時が最も強く、曇りは約60%、雨で20%まで低下します。
これらをふまえると紫外線対策は初夏から秋口まで継続する事が大切で、特に晴れた日、正午をはさむ前後2時間の外出が最も要注意と言えます。

UVケア製品の正しい選択

夏の紫外線をどれだけ防げたかで秋以降の美肌が左右されます。
では数あるUVケア製品から最適な選択をするには・・・。
UVカット指標にはSPFとPAがあるのはご存知の方も多いでしょう。SPFは主にB波による紅斑(赤くなる)防止の目安、PAはA波による持続型即時黒化(黒くなる)防止の目安です。
ふだん多くの方はなるべく直射日光を浴びないよう注意し日傘や服装でガードしているので、炎天下で長時間肌をさらすような場合を除きあまりハイスペックな製品は必要ありません。
通常の外出ならばSPF25~30、PA++~+++ 位を目安に選び、外出時間に応じて塗りなおせばそれで十分です。
もし日焼けで紅くなりやすい方ならSPF高め、黒くなってなかなか戻らない方はPA高めを選択すると良いでしょう。
基本的にSPFやPAの高い製品ほど皮膚の弱い方、敏感肌の方は負担になるので注意して下さい。

現在、UVケア製品には紫外線防御成分として「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」が配合されています。
紫外線吸収剤は紫外線エネルギーを熱や化学変化に変えて肌への影響を減らす作用があります。
紫外線エネルギーを蓄えた分子状態(励起状態)が人によっては肌刺激として感じる場合があるようです。
吸収力の高い成分ほど、こうした肌刺激リスクが高いと言えます。
そのためベビー用UV製品には紫外線吸収剤はほとんど使われません。
一方の紫外線散乱剤はUVを含む可視光線全体を反射させて肌色を白く見せる効果があります。
酸化チタンや酸化亜鉛などの粉体でUVファンデーションの主成分となります。肌刺激も少なくA波、B波共に防御可能です。
最近はその粉体粒子の大きさにより防御波長をコントロールできるようになってきました。
乳液や液体ファンデーションなどに配合する際はいかに安定的に分散させ肌に定着させるかが勝負で各社工夫を凝らしています。

これらの製品を選ぶ際はSPFやPAに加え「汗に強い」「化粧崩れしにくい」といった使用実感がUVカット持続性と言う意味で大切な選択材料になってきます。

さて清心丹の「シレナボーテデイケアブラン」は天然由来のノンケミカル紫外線散乱剤を配合、肌刺激リスクのある紫外線吸収剤は配合しておりません。
さらに美白成分や保湿成分を配合し夏肌を優しく守るよう設計した多機能化粧下地です。
ナチュラル感のある肌色でどの世代の方にも違和感なくなじみ日常の紫外線をブロックします。

日焼け・シミ お手入れの基本

どんなに気を付けていても意に反して日焼けしてしまう事が有ります。そんな時の対処も確認しておきましょう。
赤みが残っている(サンバーン)時、先ずは肌を冷やして休ませます。
日焼け肌は表皮のバリア構造が失われているため放っておくと水分がどんどん減って行きます。
無理な洗浄や強い刺激を避け赤み・炎症がおさまるまで潤いを絶やさない事が大事です。
低刺激で保湿力のある「シレナボーテローション」を頻繁に塗布、あるいは冷してパックするような活用をお奨めしています。
赤みが一段落するとメラニン色素が定着して次第に黒くなってきます。色素量が肌のターンオーバー能力を超えるとシミになって残ります。なので赤みがひいたら新陳代謝を高めターンオーバーを促すスキンケアが重要になるのです。
穏やかな洗浄で肌の老廃物を取り除いてあげる事、そして洗浄後は傷んだ表皮の成分を補い、水分・油分バランスを整えて新陳代謝を発揮できる本来の肌環境に早く戻す事を目指します。
清心丹ではここでも引き続き「シレナボーテローション」「シレナボーテエッセンス」による基礎ケアをお奨めします。
肌代謝を高めるビタミンB2やB6をサプリメント等で補う事も理にかなっています。

こうした基礎ケアがあってはじめて美白効果をアピールする「美白系製品」が功を奏します。
シミ予防の美白成分は大きく分けてメラニン生成を抑える成分とできてしまったメラニンを薄くする成分がありますがいずれも効果の強い成分ほど肌刺激が出る可能性が有り要注意です。
現在シレナボーテでは美白成分として安全性が高いビタミンC誘導体のみ「シレナボーテデイケアブラン」に配合しています。
また皮膚の深い部位、基底層より下にメラニンが定着してしまったシミはかなり頑固で取れにくくなります。
スキンケアの美白効果も届きにくいため医薬品の内服、インナーケアが有効になります。現在薬局で購入できるシミ用医薬品にはビタミンCやL-システインを配合した製品があります。予防的な効果もあるので気になる方は早めに始められると良いでしょう。

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